うさぎのくしゃみ ~ 病院へ(その1)

くしゃみを連発

うさあきが、くしゃみを連発するように…。

うさあきが我が家へ来てから1ヶ月と少しを過ぎた頃(先月半ば)、体の異変に気が付きました。

くしゃみです

これがうさあきに生じた最初の体の異変でした。

くしゃみと言っても一回だけの単発くしゃみではなく、何度も連続するくしゃみなのが気になりました。

我が家へ迎えたのが生後約2ヶ月弱の時期。

うさあきが来てから、一回だけの軽いくしゃみをしている姿は、数回確認していたのですが、連発くしゃみはこの時がはじめて。

3~4日経過を見みよう…とういことで観察してしたのですが、急激にくしゃみの回数が増加し、どうも様子がおかしい。

ただ、ペレット餌や牧草の食べっぷりを見るかぎり食欲は旺盛で、それまでとまったく変化なく、飲む水の量も変わりありません。

元気な様子は変わりません

当初『プシュッ!』という感じの軽いくしゃみを単発的に。

その後同様の軽い『プシュッ!』を3~5連発。

そして、次第に全身を震わせるほどの『グーッション!』『グーッション!』という感じの激しいくしゃみを、多い時には17~18連続するように。

連発したくしゃみのあとは、必ず両手で顔洗い。

実際の様子は ↓

鼻の割れ目に沿って周辺がわずかに鼻水で濡れているのが確認できましたが、鼻水に粘度は無くサラサラした感じ。

鼻水を拭き取っている前足の内側の毛も汚れておらず、ゴワゴワ感はありません。

くしゃみ後は顔洗い

でも一日を通して経過観察したところ、くしゃみの頻度が高いときは以下のような状態…

 7:00 軽いくしゃみ(単発)
 8:30 4連発くしゃみ → 顔洗い
 9:05 単発くしゃみ
11:00 3連発くしゃみ → 顔洗い
11:00~12:00 単発くしゃみを計3回(座った状態でウトウトしながら)
12:50 17連発くしゃみ → 顔洗い
13:00~14:00 単発くしゃみを計4回
14:10 12連発くしゃみ → 顔洗い
16:30 10連発くしゃみ(『グーッション!』という感じの激しいくしゃみ)→ 顔洗い
18:00 10連発くしゃみ(『グーッション!』)→ 顔洗い
22:50 6連発くしゃみ(『グーッション!』) 

一向に改善する様子は無く、いい状態でないのは明らかなので、早めに病院へ連れていくことにしました。

過去に飼った3匹のうさぎ達にはこんなくしゃみ症状は一度も見られなかったし。

善は急げ! 動物病院へ

聴診器による診察をはじめ、目やお尻、耳の状態など診ていただいた結果は特に急を要する異常は無し。

またその場で便の検査もやっていただきましたが、寄生虫などの異常はありませんでした。

まずは、炎症を抑える軽めのお薬を投与しながら3日間経過を見ましょう、ということに。

その結果、もしくしゃみの具合に改善が見られなければ、細菌がいたずらしている可能性も考えられるため、抗生物質投与と鼻水の培養検査をすることになりました。

厄介な感染症の場合もある

“パスツレラ菌”という細菌によるパスツレラ感染症になると、くしゃみと鼻水=“スナッフル” が慢性的になるのが代表的な症状だそう。

厄介なことに、このパスツレラ感染症を放置したまま進行すると、耳に影響が及んで平衡感覚が損なわれ、斜頸(しゃけい)や眼振(がんしん)の症状が生じたり、肺に及んだ場合には、呼吸困難に陥って最悪の場合、生命に関わるケースもあるとのこと。

パスツレラ感染症の不安を感じながらも、早めに動物病院を受診してひとまずよかった。

うさぎは自分から鳴いたり吠えたりしないので、体の異変に気付いたらとにかく早めに病院へ行くことが大事ですね。

さっそくその日の夜から薬を投与開始。

処方された薬は粉末です。

先生からアドバイスされた通り、りんごの皮に薬の粉末を塗付けて、一日2回(朝・晩)与えます。

3日間様子を見ましたが、残念ながら目立った改善は見られず、まだ10回以上の連発くしゃみをすることも。

さらにプラス3日分の薬を処方してもらい、6日間でくしゃみをする頻度は少し減少しました(だいたい30%ほど)。

しかしながら、時おり17~18連発くしゃみをするなど、期待したような結果が見られないため、初診から1週間後に再度病院へ行くことになりました。

夜になると外に出してくれと猛アピール

幸い、食欲は依然として旺盛そのもの。

排尿・排便の様子も変わりは無く、体重も少しずつ増加。

また、鼻の割れ目は鼻水でやや濡れているものの表情はいきいき。

毎晩のへやんぽも元気いっぱいなのは安心。

悪い感染症でなければいいのですが・・・。

くしゃみ以外はいたって元気

 (・・・その後の経過へ続く)

健康

Posted by Komans